今日は、昨日抜歯した親知らず跡の消毒のため、歯医者さんへ行きました。
腫れや痛み、出血もなく特に問題ないとのことで、消毒をしていただき、診察は10分ほどで終了しました。
傷が完全にふさがるまでは1ヶ月ほどかかるとのことで、今日はうがい液を出されまして、最低2週間は1日4回ほどうがいをするように言われました。
次は残ったもう1本の親知らずくん…
こちらはへそ曲がりだったのか、恥ずかしがり屋だったのか…
斜めに生えており、今回のように簡単には抜けないようで…
「うちでもできますが、近くの総合病院を紹介することもできます。どうされますか?」
と言われ、一瞬悩みました…
「抜かない、というのもありですか?」
と聞いたところ、
「親知らずだけでなく、その手前の奥歯も虫歯になるリスクが高いので、できれば抜いておいたほうが…」と…
右の親知らずくんは、こちらの真ん中のタイプでトラブルを起こしやすい性格のようです💧
昨日抜いた親知らずくんは、少数派だったのか…
斜めに生えていると…
「じゃあ、抜いてください!こちらで」
というわけで…
次回は残ったもう1本の親知らずの抜歯をすることになりました。
イメージとしては、このような処置になるようなお話しでした…
次回は少し不安ですが…💦
先生を信じて、もう1本のシャイな親知らずくんとの対面を果たしたいと思います!!笑
ご存知のことと思いますが、腸内環境にとっても、歯のメンテナンスは非常に大切です!
大腸がんの患者さんの腸の中には「フソバクテリウム・ヌクレアタム」という腸内細菌が増えていることがわかっており、この菌はもともとは口の中に存在する口臭産生菌で、歯周病菌のひとつなのだそうです。
口から飲み込まれたり、血液を介して大腸に達して腸内細菌叢に影響を与えます。
それだけではなく、食道がんにおいては、フソバクテリウムのDNAが陽性の人の、食道がんの予後が悪いことまで報告されています。
一方、フソバクテリウムのDNAが膵臓がんの組織で認められたことも報告されています。
これまで無菌状態と信じられていた膵臓がんの組織の中に、培養が難しいとされている微生物であるフソバクテリウムが検出され、さらにフソバクテリウム陽性の膵臓がんは、予後が悪いことまで判明しています。
そのほか、虫歯などで歯を失っている人は、胃がんのリスクが約2倍、食道がんのリスクが約1.46倍であると報告されています。
口腔内細菌は、腸内細菌の1万分の1の量しかありませんが、毎日1500億個の口腔内細菌が飲み込まれており、全身に影響を与えています。
血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関与しています。
腸の粘膜を漏れやすくしたり、腸の炎症を悪化させ免疫力を低下させたりする、フソバクテリウムより更に許しがたい歯周病菌も存在するそうです。
また、歯周病菌のなかには、誤嚥により気管支から肺にたどり着くものもあり、高齢者の死亡につながる誤嚥性肺炎の原因となっています。
歯周病菌のひとつであるP.g菌(Porphyromonas gingivalis)がもつ"ジンジパイン"というタンパク質分界酵素は、アルツハイマー病悪化の引き金をもつ可能性が示唆されています。
こちらも是非ご覧ください!
日本臨床歯周病学会 | 歯周病が全身に及ぼす影響 (jacp.net)
このように、口の中にいる細菌によって、人間の健康は大きく左右されています。
歯周病は、約8割がかかっているというくらい、子供から大人まで多くの人がかかっていると言われています。
特に中年期以降は、加齢により歯ぐきがやせてくる、免疫力が低下するなど歯周病にかかりやすくなる要因が加わるため、定期的な検診やメンテナンスをすることが大切です。
歯周病の予防・治療を行うことで、全身の様々な病気のリスクを下げることが可能です。
歯科医の指導を仰ぎながら、歯を清潔に保ち、歯周病菌を減らしていきましょう🌟
また、食後だけでなく食前にも歯磨きをすることで、口腔内の有害な細菌を飲み込むことを減らすことができます!
日々の歯磨き・口腔ケアを見直し全身の健康につなげましょう🍀
ところで…
歯科衛生士さんて、皆さん美人な気がするのは気のせいでしょうか…笑
歯の健康が美人を作る✨かも⁉️
さあ!みんなで歯医者さんへ行きましょう♪
最後までお読みいただき、ありがとうございます😊