コロナに感染しました。
初めての感染です。
夜中に何度も目が覚めて
何となく熱っぽいなって…
プラス手足の関節の違和感。
熱を測ると38℃を超えている。
まさか、と思いながら…
朝になり
抗原検査を行いました。
結果はくっきりと「陽性」
まずは職場へ連絡。
一番心配だったのは、
職場の人達や
入所者様に感染を拡げていないか
ということでしたが
幸い誰にも移すことなく済みました。
よかった。
38℃を超える熱を出すのは
一体何年ぶりだろう…
お医者様へ行こうかと思いましたが
流石に自分で運転をして行こうという気持ちにはなれず…
様子を見ることにしました。
熱は次の日の朝には一度36℃台に
下がったのですが
夕方にはまた38℃台まで上がり
頭痛、関節痛も続きました。
幸い食欲はそれほど低下せず
病んでいながらもお腹は空いて…
食事はほぼ３食食べて過ごしました。
消化器症状は特に無かったのですが
筋肉痛のような謎の腹痛が続きまして
強いて言えばそれが一番辛かったです。
３日目には熱が36℃台に落ち着き
それと共に頭痛、関節痛は楽になりましたが
今度は咽頭痛とくしゃみ鼻水、たまに咳が…
しかしそれも４日目には落ち着きました。
が
次は味覚、臭覚障害が始まりました。
２日ほど味も香りもほとんど消えましたが
その後徐々に戻り
鼻声と痰がからむのも日に日によくなり
10日目にしてようやく
抗原検査も陰性となりました。
月曜日からは職場復帰出来そうです。
こんなに家でゆっくりと過ごすなんてことは
もしかしたら初めてなのかな…
食べたい時に食べて、寝たい時に寝て…
本を読んだり、ボーっとしたり…
何て贅沢な10日間。
買い物はAmazonさんや
楽天さんが居てくれるから…
何不自由なく過ごせたのです。
何と有り難い。
職場関係の知人が数名
電話やLINEをくれましたが
口を揃えて言われたのが
「一人で寂しいでしょう」
私も最初は寂しいかと思いましたが
思ったより寂しくない。
むしろ心身共に癒されて…
有り難い気持ちで満たされた10日間でした。
この間（かん）に読んだ本の中で
池田晶子さんの
「14歳からの哲学」がありました。
その中の一節に
本当の友情、本当の友だちこそが
ほしいのだけど
いない
と悩んでいる人が多いみたいだ
でも
いなければいないでいい
見つかるまでは一人でいいと
なぜ思えないのだろう
一人でいることに耐えられない
自分の孤独に耐えられない
ということだね
でも
自分の孤独に耐えられない人が
その孤独に耐えられないために
求めるような友だちは
やっぱり本当の友だち
本当の友情じゃないんだ
本当の友情というのは
自分の孤独に耐えられる者同士の間でなければ
生まれるものでは決してないんだ
なぜだと思う？
自分の孤独に耐えられるということは
自分で自分を認めることができる
自分を愛することができるということだからだ
孤独を愛することができるということは
自分を愛することができるということなんだ
そして
自分を愛することができない人に
どうして他人を愛することができるだろう
一見それは他人を愛しているように見えても
実は自分を愛してくれる他人を求めているだけで
その人そのものを愛しているわけでは本当はない
愛してくれるなら愛してあげるなんて計算が
愛であるわけがないとわかるね
孤独というのはいいものだ
友情もいいけど
孤独というのも本当にいいものなんだ
自分を愛する
つまり自分で自分を味わう仕方を覚えると
その面白さは
つまらない友だちといることなんかより
はるかに面白い
人生の大事なことについて
心ゆくまで考えることができるからだ
考えるということは
ある意味で
自分との対話
ひたすら自分と語り合うことだ
だから
孤独というのは
決して空虚なものではなくて
とても豊かなものなんだ
そしてこの10日間の中で
何より嬉しかったことが１つ…
なんと、母と仲直りできました（笑）
今日もお読みいただき、ありがとうございます💓
