今日は、私がフリースタイルリブレを装着し、自分の身体を使って様々な実験をしてきた中で、一番皆様に伝えたいことをお話ししたいと思います。
結論としては…
「恐るべしストレス」
です。
フリースタイルリブレは、自身の血糖値を測定するための携帯用デバイスです。
センサーを皮膚に装着することで、いつでもどこでも血糖値を測定することができます。
測定した血糖値はスマホなどで確認することができ、24時間測定値を記録してくれます。
血糖値の変化をリアルタイムで表示するため、血糖値がどのように変化しているかを簡単に確認することができる画期的なデバイスです。
これにより、食事や運動などのアクティビティが血糖値に与える影響を把握することもできますので、適切な食事や運動計画を立てることができるわけです。
また、睡眠時の血糖値が測定できるため、低血糖や高血糖のリスクを把握することができ、睡眠時の血糖値の変化に応じて、治療や生活習慣の改善を行うことができます。
日常的な血糖値の変動を把握し、健康管理を支援するために、最近では一般のかたにも使用が勧められています。
私は、今年の1月4日からこのフリースタイルリブレを装着し、自分の血糖値の変動を観察してきました。
センサーの1回の使用期間は14日間となります。
私は現在7つ目のセンサーを3日前から装着していますが、恥ずかしながら…
途中で自分の血糖値との向き合いに疲れ、2度ほど装着を継続しなかった時期があります。。
血糖値の上下に一喜一憂することに疲れてしまったのです。。。
↑ご飯控え目の食事にもかかわらず、昼食後の血糖値スパイクに心が折れそうでした。。
糖質を摂取する事で顕著に血糖値が上昇するのを視覚的に目の当たりにすることで、一時は糖質恐怖症になってしまいました…
糖質を食べなければ当然、血糖値の乱高下はないのですが、かといって血糖値がどんどん下がるかといえばそうでもなく…
唯一、運動後に急下降する血糖値を見ることだけが楽しみのような状態になっていました。
↑18時頃の急降下は運動によるものです。
そうして糖質を摂らなくなり、運動量はどんどん増え、体重はどんどん減りましたが、そのうちエネルギー不足を感じるようになりました。
じゃあ、糖質の代わりに脂質でエネルギーを補おうと、身体に良いと言われる様々な脂質をたくさん摂ってみましたが、できたことのない吹き出物が顔に…
これは完全に、行き場を失いそれを私に知らせるために(?)表面化してきた余分な脂質だな、と思いました…
栄養士だというのに食事で自分の身体のコントロールもできないことに、情けなさを感じたりしたこともありました💦
寿司やラーメン、パンやケーキ…
糖質たっぷりな美味しい物を食べるのは我慢我慢…
大好きな糖質が食べられず、どんどんストレスが溜まっていきました。
ストレスという観点からもう一つ気付いたのは、食事以外で血糖値が上がる原因が、社会生活上のストレスにある、ということです。
職場での会議中、休みの日に急遽出勤を要する事態が起きた時など、何も口にしていなくても血糖値が上がっているのです。
↑今日の午前中、急遽出勤となりました。朝食後の9時の山と昼食後の14時の山の間にも一つ山が…お茶以外のものは何も口にしていないのに…
自分としてはそれほどストレスに感じていなくても、身体は正直なものです。。
このことがわかっただけでも、私にとってはリブレセンサーを装置した意味が大いにありました。
しかしこのような現象は、誰にでも起こることなのか…
それは恐らく、人それぞれではないかと思います。
ストレスを感じていても必ず血糖値が上がるとは限りませんので…
あくまでも、一個人の一症例とご理解いただければと思います。
そして、運動中に血糖値が下がるというのも必ずしもということではないようです。
それがストレスだと感じるようなかたには、逆効果となる、という話があります。
いずれにせよ、健康を維持していく上で自分の身体の特性を知ることが大切で、
フリースタイルリブレが、心身ともに健康的な状態を維持するためのヒントや、心と体の繋がりについて深く考えるきっかけになったことは間違いありません。
最近の私は、糖質大我慢大会はやめにして、甘い物も美味しくいただきながら、この4ヶ月間のデータからわかった私自身の血糖値の安定に効果的な食生活を続け、手軽にできる食後の運動、心の癒しとなる自然の中に身を置く時間、大好きな音楽を聴く時間などを作り、できるだけストレスフリーな生活を心がけるようにしています。
そのお陰か、このところ血糖値の大きな変動はあまり見られなくなってきています。
ストレスは万病の元、
恐るべしストレス…
ですが、上手に付き合っていく術は必ずあると思います。
まずはストレスに気付いてそれを受け入れ認めるところから…
最後までお読みいただき、ありがとうございます💓