寝る前に、
息を吸いながら
「よかった」
と思い、
息を吐きながら
「ありがとう」
と思う。
そんな呼吸をするだけで、宇宙のエネルギーと共鳴して奇跡のような出来事が起きる。
魔法のような習慣をご紹介します。
今回ご紹介する本はこちらです。
著者の志賀一雅さんは、長年脳波についての研究を行っており、松下電器産業(現パナソニック)の創立者で「経営の神様」と言われた松下幸之助さんの、不眠症をも治してしまった「よかった・ありがとう」の呼吸法を生み出したかたです。
志賀さんは元々、松下電器産業(現パナソニック)の研究所に勤める半導体の研究者でした。
そしてこの呼吸法を、ご自身も長年にわたって実践。
そのおかげで、「余命6ヵ月かもしれない」と聞かされても落ち込むことはなく、それどころか、「よかった」と…
更にその後、癌を克服されています。
本書では、こうした経験と、志賀さんの長年の脳波研究の知見にもとづいて、「よかった・ありがとう」の呼吸法で「明るい脳」になる方法が紹介されています。
明るい脳になるとは、具体的に言うと…
・世の中が明るく感じられるようになる
・心配事があまり気にならない
・よく眠れる
・疲れない
・なんでもおいしく食べられる
・希望が湧いてくる
・発想が豊かになる
・腰痛など慢性疾患の不調がなくなる …
といったことになります。
寝る前の「よかった・ありがとう」
たったこれだけで寝つきがよくなった、という人も少なくないそうです。
また、「どういうわけか、翌朝起きたときに体が軽くなったように感じた」
「いつになくすっきり目覚められた。不思議だ」
といった感想もよく聞かれるそうです。
実は、こうした効果が出るのは不思議なことではなく、当然の結果なのだそうです。
夜、眠る前に「よかった・ありがとう」でドーパミンが出る。
ホルモンは分解されるまで作用し続けます。
ということは、それから6~8時間、あなたが寝ている間、ドーパミンが効き続けるというわけです。
だから、全身の細胞の修復が非常にはかどる。
それが「体が軽い」「すっきりした目覚め」として自覚されるのですね。
特にいいことがなかった日でも、やはり寝る前には「よかった・ありがとう」を実践します。
さらに、嫌なことがあった日や、心配事を抱えて寝るときにも、無理のない範囲で「よかった・ありがとう」をやってみてください。
なぜなら、嫌な気分のままで眠ると、ドーパミンではなく、ノルアドレナリンが出た状態で眠ることになってしまうからです。
すると寝ている間中、全身の細胞が悪い影響を受け続けてしまいます。
朝起きて、睡眠時間は足りているはずなのになぜか体が重い、目覚めが悪いということはよくあります。
その原因のひとつが、寝る前の気分と、それによって分泌されるノルアドレナリンなのです。
生きていれば、そういう日があるのはしかたがありません。
けれども、そんな日こそ「よかった・ありがとう」をやってみましょう。
嫌なことがあった日も、寝る前くらいは頭を空にして…
息を吸いながら、「よかった」
息を吐きながら、「ありがとう」
を何度かくり返してみる。
それによって、反射的にドーパミンを出せるようにする。
そうした練習がやがて、「失敗は成功のもと」という言葉につながっていきます。
寝る前の「よかった・ありがとう」の習慣が身につくと、多少の嫌なことや心配事くらいではへこたれない、一晩寝れば元気に立ち上がれる、「明るい脳」になっていくのだそうです。
本書ではこの他に、明るく幸福で、クリエイティブな人生を送る上で欠かせない脳波、スローアルファ波と言われる「7.8ヘルツの脳波」についての話も詳しく書かれており、大変興味深い内容でした。
よろしければ是非、今夜から実践してみませんか?
寝床に入って目を閉じたら、何も考えずに…
息を吸いながら、「よかった」
息を吐きながら、「ありがとう」
この2つの言葉を思い浮かべ、それをくり返す。ただそれだけです。
これを、少なくとも1週間は続けてくださいね💫
あなたの人生が好転すること間違いなしです🌟
今日もお読みいただき、
よかった💓ありがとう💓