nanairoy’s diary

欠けた月の黒いところ♪

良眠 口に甘し

 

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今日は、

 

 

トイレでもないのに

夜中に何度も目が覚めてしまうのはなぜ?

 

 

というお話です。

 

 

睡眠は、私たちの健康と幸福に非常に重要な役割を果たしています。

 

 

十分な睡眠をとることは身体的な健康、認知能力、心理的な健康に多くの利益をもたらすことは、皆様もご存知のことと思います。

 

 

私自身は若い頃から寝つきが良く、夜中に目が覚めることはほとんどありませんでしたが、ここ1、2年前から、トイレに行きたいわけでもないのに、夜中の2時頃にパッチリと目が覚めてしまい、眠れないということが多くなっていました。

 

 

やっぱり年のせいなのかな…(現在52歳😊💦)

 

 

なんて思ったりもしましたが、最近就寝前にあることをするようになってから、朝までグッスリと眠れるようになったのです!

 

 

では、最近就寝前にするようになったあることとは…

 

 

大さじ1杯のハチミツを摂るということです。

 

 

 

寝つきは良いのに2、3時間すると目が覚めてしまうのは一体なぜなのか…

 

 

それは、睡眠の維持にもエネルギーが必要だからなのです。

 

 

私たちの体内では睡眠中、エネルギーの回復をするために細胞や組織の修復や再生が行われたり、免疫機能の強化やホルモンのバランスの調整なども行われています。

 

 

休んでいるようで、実は身体の中では様々な生理活動が営まれているわけなので、当然そのためのエネルギーが必要となります。

 

 

食事で摂っている糖はそんなに長い時間持たないため、寝ている間に糖を使い果たしてしまうと、肝臓に蓄えている「グリコーゲン」という糖の貯金を使ってエネルギーを維持します。

 

 

ですが、肝臓での糖の貯金(グリコーゲン)が少ないかたは、それも使い果たしてしまい低血糖となります。

 

 

脳にとって低血糖は一番のストレスなので、睡眠中に血糖値がガクンと下がると、それを回復させようとアドレナリンやコルチゾールなどの興奮系ホルモンが一気に分泌され、血糖値を上げようとします。

 

 

その際、人によっては寝汗や歯ぎしり、悪夢などに見舞われ、目が覚めたり、睡眠の質が悪くなったりすることがあります。

 

 

よく、遅い時間の夕食は肥満の原因になるとか、胃腸に負担がかかるとか、様々なデメリットがあると言われていますよね。

 

 

ですから、できるだけ夕食は早い方がいいと思っているかたは多いのではないでしょうか?

 

 

私自身も、夕食はなるべく早く食べた方がいいと思っていましたし、太らないようにと夕食時は糖質であるご飯を食べないようにしていました。

 

 

私のように就寝の4、5時間前に夕食を食べ、しかもその夕食が糖質をあまり摂らない食事だと、朝までエネルギーが持たないのでしょう。

 

 

それにより、夜間血糖値が下がることで、今度はそれを上げようとして興奮系のホルモンが分泌され、目が覚めてしまうというわけなのです。

 

 

下のグラフでもわかるように、睡眠と同時に成長ホルモンを始め様々なホルモンの分泌が高まります。

 

 

成長ホルモンは、成長を促すだけでなく、疲労回復や身体修復に重要な働きがありますので、就寝後すぐに多くのエネルギーを必要とするわけです。

 

 

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↑「スイミンネット」より

https://www.suimin.net/sp/sleep/mechanism/cycle/column02/

 

 

肝臓での糖の貯金(グリコーゲン)が少ないかたは、夜間にエネルギーを使い果たし低血糖となり、睡眠が浅くなるため何回も目が覚めてしまうのです。

 

 

体に蓄えられた糖質(グリコーゲン)の使い果たし具合は、個人の身体状態や活動レベルによって異なりますが、一般的に言えば、体内の糖質の蓄えは数時間で消費されることがあります。

 

 

では、肝臓での糖の貯金が少ないかたとは、どんなかたなのでしょうか?

 

 

・過去に糖質制限をしたことがある

 

・普段なるべく糖を摂らないようにしている

 

・定期的にファスティング(断食)をしている

 

・普段から少食で食事の回数が少なく間食もしない

 

・ストレスがものすごく多い

 

・激しいトレーニングをしているかた

 

 

などになります。

 

 

運動が体にいいからといっても、激しい運動により肝臓での糖の貯金が減ってしまい、不眠傾向になったりもします。

 

 

ですから、肝臓での糖の貯金を増やすことが良眠に繋がるわけです。

 

 

そこで、ハチミツが登場します!!

 

 

ハチミツには、血糖値を緩やかに上げて、長時間血糖値を安定させる働きがあります。

 

 

ハチミツの主成分であるブドウ糖と果糖がバランスよく入っていることが、この血糖値の安定を作ってくれていると言われています。

 

 

また、このブドウ糖と果糖は単糖類と言って、糖のなかでも最も消化吸収力が高いので、就寝前であっても身体に負担をかけずにエネルギーとして摂取することができます。

 

 

果糖については、中性脂肪になりやすいとよく言われますが、ハチミツで摂る果糖は中性脂肪になりにくいと言われています。

 

 

果糖だけを100%使った実験によると、50%はブドウ糖に変換されてエネルギーとして使われ、残り50%のほとんどが乳酸やグリコーゲンに変換されて、それもエネルギーとして使われていきます。

 

 

ですから、中性脂肪への変換率は1%以下と言われています。

 

 

中性脂肪の蓄積については、エネルギー摂取と消費のバランス、全体的な食事の質、遺伝的な要素など、複数の要因に影響されます。

 

 

バランスの取れた食事、適度な運動、健康的なライフスタイルの維持が重要ですね。

 

 

血糖値をめちゃくちゃ気にしている私が、寝る前にハチミツを食べるなんて、少し前の私であればあり得ないことでしたが…

 

 

私の場合は、就寝前に大さじ1杯のハチミツを摂っても、全く血糖値が上がっていないことが、フリースタイルリブレを装置し確認することができました。

 

 

それだけ速やかに細胞に吸収され、エネルギーに変換されているということでしょう。

 

 

ハチミツを摂取する際、注意していただきたいのは、ハチミツの選び方です。

 

 

必ず「純粋ハチミツ」と書いてあるものを選んでくださいね。その上、非加熱の物であればより良いと言われています。

 

 

ちなみに私は、比較的果糖の割合が高い「アカシアハチミツ」を摂っています。

 

 

また、1歳未満のお子様には、乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあるため、ハチミツを絶対に与えないでください。

 

 

不眠には様々な要因があると思いますが、1つのケースとしてお話しさせていただきました。

 

 

ハチミツにはこの他にも様々な健康効果があると言われておりますが、人によっては身体に合わないということもありますので、始める場合はティースプーン1杯から…

 

 

そして何事もまずは自分の身体を知るところから…

 

 

ですね😊

 

 

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今日もお読みいただき、ありがとうございます💓