前回の投稿でご紹介しましたインコの“HAPPY”が一昨日、天国へ旅立っていきました。
数日前からご飯を食べなくなっていて、水っぽい便も出ていたのでおかしいなと…
かかりつけの鳥専門の病院が木曜日はお休みで、金曜日に有休を取り連れて行こうと思っていたのですが、間に合いませんでした。
たった1ヵ月という短い間でしたが、何だかもう何年も一緒に暮らしていたような気分で悲しくて…
愛情というのは時間の長さではないなって
改めて感じました。
HAPPYを飼おうと思った一番の理由は、HAPPYの誕生日が父の命日だったからでした。
でも実は、心苦しい点が2つありました。
1つは、
ペットショップにいた時はもう1羽のインコちゃんと2羽で1つのカゴに飼われていて、2羽がとても仲良しに見えたのに引き離してしまったこと。
もう1つは、
月曜日から金曜日まで日中閉め切った部屋の中で、独りぼっちにしてしまっていて寂しかったろうなって…
懐かなくてもいいと思って、敢えてひなではなく5ヶ月程に成長したHAPPYを選びました。
私に対し愛情を向けてくれなくてもよかった。
私は、自分が愛情を向けられる存在を欲していたのだろうと思います。
セキセイインコがとても寂しがり屋なことを知っていたのに、自分が愛したいと思える対象が家に居ない寂しさを埋めることや癒しを求めて、軽い気持ちで飼ってしまったこと
何て身勝手だったんだろう…
息を引き取る前、2時間くらいの間
私の掌の上で弱い羽ばたきをしては横たわり
ということを何度も繰り返していました。
そして最後は、本当に飛び立つのではないかというくらい渾身の力を振り絞って、羽ばたきながら天国へ旅立っていきました。
本当に可愛くて可愛いくて愛しかった…
最期だけは独りぼっちにせず、見送らせてくれたこと
そしてたくさんの幸せをありがとう
“HAPPY”