今日は、100年長持ちするからだを作るための
「食べ方」の1つを
こちらの書籍からご紹介したいと思います♪
なかなか痩せない人の多くは、早食いがクセになっている人、ながら食いがクセになっている人が多いそうです。
早食いの最大の欠点は、唾液(つば)が十分に出ていないことです。
咀嚼(噛むこと)の目的は、食べ物を細かくするだけではなく、唾液とよく混ぜて胃に送るということがあります。
よく噛んで、唾液としっかり混ざり合ったうえで、食道を通り、胃に送ることが大切です。
唾液をしっかり出して食べる方法として、本書では「15秒ルール」という食べ方が紹介されています。
これは、噛み始めるまでの15秒間、食べ物を舌の上に置いた状態で待つという食べ方です。
これにより、唾液という消化液をしっかり分泌させることができます。
わたしも実際に試してみました😋
口に入れたものを、舌の上にのせてそのままそのまま…
最初の5秒間で、唾液がジワーッと出てきます!
つい嚙み始めてしまいそうになるのをぐっとこらえて…
残りの10秒間を我慢すると、さらに唾液が出てきます。
唾液はとても重要な消化液です。
唾液の分泌量が増えると、胃はスムーズに仕事ができるようになります。
胃が食べ物を効率よく消化することができると、栄養の消化吸収率がアップします。
きちんと消化された状態でないと、体は、せっかく食べ物に含まれている栄養分を腸から吸収できません。
消化液をきちんと出すことは、栄養吸収のために不可欠なのです。
そして人は、食べ物からきちんと「栄養」がとれると、満腹感を得られるようにできています。
満腹感を得られると、「もう食べるのをやめておこうか」と自然に思えるようになります。
「15秒ルール」を習慣化できると、きちんと栄養がとれて、肥満からは遠ざかるというわけです。
「よく噛んで食べましょう」と言われると、「噛むこと」ばかりに気をとられてしまいますが、
大切なのは、噛むことで食べ物を嚙み砕くだけではなく、唾液を出すということです。
唾液がジワーッと出てくることに意識を向け、舌の上に食べ物を置いて、あえて何もしない瞬間をつくり、そのうえで「噛むこと」
これが「15秒つばルール」です。
日本人の3人に1人にその症状があるといわれている「逆流性食道炎」。
※逆流性食道炎とは
胃の中のものや胃液が食道に逆流し、胃液の強力な酸によって、食道の粘膜を傷つけ、胸やけなどが起こる病気。胃液の逆流を防いでいる、食道と胃のつなぎめの筋肉「下部食道括約筋」が、加齢などにより衰えることで、胃の中のものが逆流することで起こるとされる。
本書では、逆流性食道炎の原因も「早食いだから」と書かれています。
ながら食い、早食いをして唾液分泌が不十分な場合は、胃がこんなものは受けつけられませんと返してきます。
それが逆流性食道炎の原因です。
胃液とともに返されるため、胸焼けがします。
病院へ行くと、逆流性食道炎という病名をもらいPPI(プロトンポンプ・インヒビター)という薬を処方されます。
これは胃液の分泌を抑える薬です。
胸焼けはきれいに治りますが、胃液の分泌を抑えることにより、食べたものが十分に消化されなくなります。
そして栄養素の吸収にも影響を及ぼします。
PPIの長期服用による副作用として、腸内細菌叢の変化、ビタミンB12、鉄の吸収障害による貧血の発生、その他様々な副作用が報告されているようです。
PPIの服用については必要最低限の量を、必要な期間で使用することが重要のようです。
この
「15秒つばルール」
実際にやってみると…
15秒噛まずにいるということが、こんなにじれったいこととは!!笑
最初の5秒で、もう噛みたい衝動が…💦
そのせいなのか…
不思議とそのあとよく噛んで食べたくなるんですよね!
それに、味わって食べている感覚が増して、食事に対する満足感がより強く感じられます✨
植物でも動物でも、自分がいただくものに思いをはせつつ、舌の上の食物を味わえる事に15秒間感謝しながら食べる…
そんな「食べ方」こそ、100年長持ちするからだをつくるのかもしれませんね🌟
今日もお読みいただき、ありがとうございます😊