茹だるような暑さが続いておりますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか…
こんな暑さが続いてしまうと、夏バテの症状が現れやすくなると言われておりますが…
このような自覚症状はありますか?
※夏バテ症状チェック✅
①全身の疲労感、だるさを感じる
②何をするにも気力がない、あくびがよく出る
③イライラする
④ぐっすり眠れない
⑤朝起きた時、疲れが残っている
⑥頭痛、肩こりがひどい
⑦熱っぽい
⑧食事が美味しくない、胃がもたれる
⑨下痢・便秘気味である
⑩体重が減った
私自身も考えてみれば数年前までは毎年、
夏=ダルい
という意識があったように思います。。
ですがここ数年、夏バテになった記憶はなく…
今年の夏もまったくこのような夏バテの症状はなく、食欲も旺盛で、暑さによる疲れは特に感じていません。
もともと暑さには強い方ではありますが…
やはり日常の健康管理が功を奏しているのではないかと思っています♪
今年になって新たに始めたことがありまして…
1つ目は…
暑くても常温または温かい飲み物を飲む!☕️
もちろんたまには冷たいサイダーとか飲んだりもします!笑
ですが、暑いからといって常に冷たい飲み物を飲むことはやめました。
慣れてくると、暑い中で冷たくない飲み物を飲むことに違和感も、ストレスを感じることも一切なくなりました。
2つ目は…
暑くても必ずお風呂では湯船に入り体を温める!!🛁
温まりすぎてしまったときは、低温のシャワーを浴びてクールダウンしてから上がっています。
(風呂上がりに汗だくは嫌ですものね💦笑)
どちらも暑さ対策に反するような行為ですが…
日中職場ではどうしても冷房が効いている環境で体を冷やしがちなので、夏こそ体を冷やしすぎないよう心がけています。
夏バテ予防のために、食事面で気を付けていただきたい点としては…
糖質を摂りすぎてしまったと思ったときは、ビタミンB1を多く含む食品を意識して摂ってほしいということです。
ビタミンB1は、疲労回復には欠かせない栄養素です。食事から摂取した糖質を体内でエネルギーに変える働きがあります。
ビタミンB1は発汗量の多い夏は特に、汗とともに排出されやすいといわれています。また、激しい運動などでも不足しがちになります。
夏は特に、砂糖が多く含まれた清涼飲料水をがぶ飲みしたり、菓子類の食べすぎによる糖質の過剰摂取、アルコールを多く摂取する人もビタミンB1欠乏が現れやすくなります。
明治時代の俳人正岡子規は、結核と脊椎カリエスが死因となり34歳という若さで早世しておりますが、その死に至る病を加速させたのが、余りにも過剰なる過食、美食、暴食にあったともいわれています。
ある日はウナギのかば焼き7串、またある日はカレーライス3杯…
更には一度に菓子パンを10数個、柿や梨なども10個前後も貪る大の甘党であったようです。
糖質の異常なまでの過剰摂取が見受けられますね💦
当時の栄養学は「食べれば食べるほど」「栄養を摂れば摂るほど」健康にいいと信じられていて「栄養を摂らないと病気は治らない」と医師や看護師は本気で患者を指導していたそうです。
子規がこの
『夏痩せて 大めし喰ふ 男かな 』
を歌った頃は、ビタミンB1など存在すら知られていませんでした。
明治時代の後期まで毎年多くの人の命を奪った、原因のわからない不治の病といわれていた「脚気」。
https://www.maff.go.jp/j/meiji150/eiyo/02.html
ご興味がありましたらご覧ください。
現代でも白いご飯ばかりを食べたり、インスタントラーメンなどを限度を越えて連食したり、スナック菓子と清涼飲料水だけの食事などの異常な偏食が、ビタミンB1の不足になり「脚気」を引き起こすといわれています。
では、食事からビタミンB1をしっかり摂取するためのオススメ料理は?
ビタミンB1を多く含む食品といえば「豚肉」になります。豚肉にもいろいろありますが、脂身つきより赤身の方がビタミンB1の含有量が多いです。
オススメ料理としては
「しゃぶしゃぶ より しょうが焼き」
です!
ビタミンB1は水溶性ビタミンですので、茹でたりするとビタミンがたくさん流れ出てしまうので注意が必要です。
またしょうが焼きには、ビタミンB1の吸収を助ける「アリシン」という成分が多く含まれた、にんにくや玉ねぎを入れるのがオススメです!
ビタミンB1を多く含む食材は、豚肉の他、鯉や鰻、魚卵、海苔、玄米、大豆、枝豆、ナッツ類、ぬか漬けなどがあります。
(塩分を多く含む物については食べすぎには十分に注意してくださいね!)
ビタミンB1の1日の摂取推奨量は
日本人の食事摂取基準(2020年版)より
ちなみに…豚肉の中でも最もビタミンB1の含有量が多いヒレ肉ですと、100gあたり約1.0mgのビタミンB1を摂取することができます。
まだまだこの暑さが続きそうですので、食事の際はビタミン類やミネラルの摂取も意識しながら…
ご自愛専一にお過ごしくださいね🌟
最後までお読みいただき、ありがとうございます😊