今日のお話は
腸内細菌の歴史は、地球誕生の頃にまでさかのぼる
という壮大なお話です!
細菌というのは地球上で最古の生命体のひとつで、生まれたのはなんと42億年前。当時の地球は、酸素がほとんどなく、細菌は無酸素状態で生存していました。
その後、地球上に酸素が発生するようになると、酸素を嫌う細菌はどうしたかというと、自分たちを死に追いやる酸素から逃れるため、数十億年前に繁栄した嫌気性環境に似た動物の大腸へと移動し、酸素がない環境に逃げ込んで生き延びていったのです…
細菌が、酸素を避けて地球上で安全に暮らせるように、人間を含む動物を作ったというあまりにも奇想天外な話がこちらの本に書かれていました!
さらに奇想天外な話として、腸内細菌が、その親戚である細胞内のミトコンドリアと密に連絡を取り合い、お互い様子を伝えあっている⁉️といった話も…
私達の体は細菌が棲む家なのだから、私達に何が起こるかは、細菌に何が起こるかにかかっているというのです。
彼ら(細菌)に快適な住居を提供すれば、とても優良な住人となり、使えるものを効率的に使い、配管(消化管)を最良の状態に保ち、外壁(肌)の塗装も新しくしてくれる。
逆に、彼らが苦手とする食べ物を与えたり、不法占拠者を入居させたり、土台を腐らせたりすれば、彼らは諦めて、他の部分も一緒に腐らせてしまうだろう…
私たちの体内(消化管)や体の表面(肌)に存在するバクテリア、菌類、ウイルス、原生動物などは「微生物バイオーム」もしくは「マイクロバイオーム」として知られています。
これらの「マイクロバイオーム」は私たちの健康や幸福、気分、寿命、体重を決定づける上で非常に大きな役割を果たしていることが証明されています。
また、「マイクロバイオーム」にはDNAと同じくらい重要な役割があるかもしれないとの話もあります。
私たち人間は1人で生きているのではなかったのですね💦
私の体が何兆もの「マイクロバイオーム」のシェアハウスになっていたとは…笑
「マイクロバイオーム」を大切にすることは自分を大切にすることに繋がっているわけですね🍀
それには「マイクロバイオーム」の喜ぶ食事を摂ることが重要ですね!
「マイクロバイオーム」の中でも「腸内細菌」が喜ぶ食事とは、どのような食事なのか…
今後ご紹介していきますね🌟
最後までお読みいただき、ありがとうございます😊