先日、私の健康診断の結果についての記事の中で、腎機能の指標である「クレアチニン」と「eGFR」の数値が改善したことを書かせていただきました💡
腎臓の機能は年と共に低下し、いったん低下すると元に戻りにくいと言われている中で…予想外の数値改善に自分でも驚き、嬉しさのあまり思わず皆様に結果報告しちゃったわけなのですが…
どうしてこの数値が改善したのか を、自分なりに考察しましたので、皆様にも是非お話しさせていただきます🌟
その前に…
腎臓機能の指標である「クレアチニン」と「eGFR」についてご説明しますね!
まず、「クレアチニン」は、筋肉を動かすためのエネルギーを使った後に出てくる老廃物の一つです。老廃物なので体にとって不要なものですので、腎臓で濾過され尿として体外に排出されますが、腎臓が悪くなると濾過機能が正常に働かなくなり「クレアチニン」が体の中に溜まり血液中の濃度が高くなってしまいます。
ただし、若い男性など筋肉が多い方ではクレアチニン値は高く、女性や高齢者など筋肉が少ない方ではクレアチニン値は低くなります。
私の場合、以前より運動量が増えているので筋肉量は維持、もしくは若干増加傾向と思われますが、数値が下がってくれました!
それから「eGFR」は「推算糸球体濾過量」の略で、年齢、性別、そして先程の「クレアチニン」の値をもとに計算式を用いて推算した数値で
1分間にどれだけの血液をろ過できるか
を数値化したものですので、こちらは数値が大きい方が良いのですね。
最近心がけていたのは、まず水分摂取量です。
20代、30代の頃はよく膀胱炎や腎盂炎になることが多かったのですが、今思うとその頃はトイレに行く回数が非常に少なく…午後3時頃になって
「あれ?今日トイレ行ったっけ?」
なんて日もあったりして。。
「私ってトイレが遠い体質なんだなぁ」
なんてその頃は思っていましたが…
違います💦
単に水分摂取量が少なすぎただけで…
あの頃はお茶を飲んだり、定期的に水分を摂るという習慣が全くありませんでした💦
膀胱や胆嚢など袋状の臓器は流れが停滞すると、細菌が繁殖しやすいそうなのですね💦
ですから、流れを停滞させない為にも適切な量の水分を摂取することが大切なのです。
私の場合は、朝に白湯を250mL、日中から夜にかけて水を1ℓ、その他にお茶やコーヒーを250mL×3〜4杯。
合計すると2ℓ前後飲んでいますね💦
※必要水分量に関しては、年齢、体格、運動量、季節などにより変わります。個人個人の体質や食事量、持病の有無などによって、摂りすぎては良くない場合もありますので、私の摂取量はあくまでも参考程度に…
そして、最近言われております「リン」の摂取量を控えること。
こちらの書籍に詳しく書かれております!
リンには「有機リン」と「無機リン」の2種類があります。
「有機りん」とは…
肉類、魚介類、卵、乳製品、野菜、穀物などに広く含まれているリン。食品中の有機リン含有量はたんぱく質含有量に比例することが多く、このため、肉、魚、牛乳やチーズなどのたんぱく質食品に多い傾向があります。ただし、体内への吸収率は20〜60%と食品によってかなり違いがあります。
「無機リン」とは…
食品添加物として使用されているリン。
ソーセージやハム、ベーコンなどの加工肉、干物や練り物、スナック菓子、インスタント麺、ファストフードなど、ほとんどの加工食品に含まれています。体内への吸収率は90%以上で、口から入った添加物の「無機リン」はすべて吸収されてしまうと思ったほうがいいそうです。
ですから、特に気を付けなければいけないのは「無機リン」の方になります。
食品の「製造・保存・嗜好性の向上・栄養強化」など、私たちはたくさんの食品添加物の恩恵を受けて食生活を維持していますが、やはり取りすぎには様々な弊害もあります。
私の場合、コロナ禍の影響も相まって…最近はほとんど外食をすることなく、自炊での食事となっていたからか…「無機リン」の摂取量は限りなく少なかったのではないかと思います。
本書には「食品添加物を減らしたい人のための12の心得」として具体例が示されています。
大切なのは自分の中に「リンを抑えるブレーキ」を持つこと。日々意識して心がけることでちょっとの積み重ねが長い間にはかなりの量のリンを減らすことができ、腎臓機能の低下を遅らせることに繋がります。
ただし、日本では非常に多くの食品に添加物が使われているので「あれもダメ」「これもダメ」といちいち細かく気にしていたら、口に入れられる食品がなくなってしまいかねませんので…
我慢ばかりではなく
「たまにはいいか」
「ちょっとくらいはOK」
「ストレス解消に今日は許そう!」
というように、多少は甘く、ゆとりや余裕を持って取り組むことが大切ですね😊
というわけで私も今日はセブンでこんなものを…
買っちゃいました❣️笑
カップ麺も昔から大好きで、たまに食べちゃってます👌
そしてやはり、運動の効果は大きいのではないかと思います!
近年のさまざまな研究から、適度な運動による腎機能(eGFR値)の改善、たんぱく尿の減少といった効果が認められています。
私の場合、今年の4月から週に3〜5日、30分程度のウォーキングを継続していることも数値の改善に繋がったのかなと思います。
それと…
数値が更に悪化することも覚悟の上で、最近ある物を食べるようになったとお話ししましたが、そのある物とは「プロテイン」です。「プロテイン」については、また今度お話しさせていただきますね♪
最後までお読みくださり、ありがとうございます✨