今日は石黒成治先生の「医師がすすめる太らず病気にならない毎日ルーティン」という書籍から、「最大酸素摂取量」についてのお話をさせていただきます。
まず、最大酸素摂取量とは…
運動中に体内に取り込むことができる酸素の最大量(1分間に体重1kgあたり取り込むことができる酸素の量(ml/kg/分)を示し、「VO2max」と略記)
のことで、全身持久力の指標になります。
運動中に酸素をたくさん取り込むことができれば、細胞内のミトコンドリアでたくさんのエネルギーを作ることができます。
「エネルギーを生み出す燃料として、どれだけ多くの酸素を使えるか」を示す数値が「最大酸素摂取量」というわけです。
そして、最大酸素摂取量を維持することは寿命に大きな影響を与えることがわかっています。
最大酸素摂取量は年齢とともに低下するので、最大酸素摂取量が増加するということは、身体能力の若返りを意味します。
本書では、短時間の運動で最大酸素摂取量を向上させるために取り組むべき方法として、高強度インターバルトレーニング(HIIT)が紹介されています。
有酸素運動と無酸素運動が一度にできて、しかも毎日数分で大きな効果が出るというこの運動法は、体力づくりやダイエットはもちろんのこと、認知機能の向上効果も検証されているのだそうです。さらに2型糖尿病患者の血糖値改善や心筋梗塞患者のリハビリ目的にまで使われています。
本書にはHIITの具体的なやり方がイラスト入りでわかりやすく解説されています。
本書を読んでいただくとわかりますが、HIITは本当に短時間で済む効率のいいトレーニングです!日ごろ運動習慣のない人でも気軽にトライできるのではないかと思います!!
無理のない範囲から取り入れて、最大酸素摂取量をちょい上げ?爆上げ?しちゃいましょう✊🏻✨